メルカリにレコードを出品するとき商品説明の書き方って難しいですよね?
状態説明が不十分だと購入者との間で誤解が生じ、クレームや返品依頼の原因になります。
私はこれまでメルカリで100件以上レコードを出品し、全て「良かった」の評価を頂いています。
この記事ではレコード出品時のわかりやすいコンディション説明の書き方を徹底解説します。
「レコードのわかりやすい商品説明のサンプル」も載せておりますので是非ご活用下さい。
レコードのわかりやすい商品説明のサンプル
商品説明サンプルです、ご自由にお使い下さい。
そのままでも、ご自身のレコードの状態に合わせて変更して頂いても構いません。
・全体的に状態が良い
「盤面に極薄いスレありますが目立ったキズなどはありません。
当方環境では針飛びなく再生できました。
ジャケットには薄いスレありますがヌケワレ汚れはありません」
・レコード盤状態良い+ジャケットの状態がやや悪い
「盤面に薄いスレありますが目立ったキズなどはありません。
当方環境では針飛びなく再生できました。
ジャケットにはややスレありますがヌケワレはありません」
・レコード盤状態がやや悪い+ジャケットの状態がやや悪い
「盤面に薄いスレと1ヶ所3cmキズありますが当方環境では針飛びなく再生できました。
ジャケットにはスレあり1ヶ所2cmほど天ワレしかけています。」
・レコード盤状態がやや悪い+ジャケットの状態が悪い+帯の状態がやや悪い
「盤面にスレ数か所にキズありますが当方環境では針飛びなく再生できました。
ジャケットにはスレあり1ヶ所3cmほど底抜けしており一部シミ汚れあります。
帯には2-3ミリのキレが数か所、3cmほどの破れが1箇所あります。」
・レコード盤状態がやや悪い+ジャケットの状態が悪い+やや反り
「盤面にスレ数か所にキズがあります。やや反りも当方環境では針飛びなく再生できました。
ジャケットにはスレあり1ヶ所3cmほど底抜けしており一部シミ汚れあります。」
このような商品説明を書いていく上での考え方を以下で説明します。
レコード盤面のコンディションの書き方
レコード盤面のコンディションは以下3つで表現します。
- スレ・キズの程度
- 針飛び・反りの有無
- ビニ焼けの有無
スレ・キズの程度
盤面が「ほぼスレなし」から「ギリギリ針飛びしない」までを4段階で記述します。
「盤面はほぼスレなく聴きこまれた感じはありません。」
「盤面は一部薄いスレありますが目立ったキズはありません。」
「盤面ややスレあり1ヶ所3cm程のキズありますが当方環境では針飛びなく再生できました。」
「盤面スレキズありますが当方環境では針飛びなく再生できました。」
盤の一部が欠けていたりヒビが入っているレコードはメルカリに出品しない方が良いです。
※VG、EXといった表記もありますがメルカリでレコードを買う層には分かりにくい気がして私は使用していません。
針飛び・反りの有無
針飛びや反りの確認方法については以下の記事をご覧ください。
針飛びするレコードをメルカリに出品するのはオススメしません。
反りについては針飛びしないレベルであれば出品してもよいと思います。
以下のように記述します。
「わずかに反りありますが当方環境では針飛びなく再生できました。」
ビニ焼けの有無
盤面がくすんで輝きがなくなっている状態が「ビニ焼け」です。
長期間ビニールに直で触れていたり、質の悪いレコードスプレーが使われたレコードは「ビニ焼け」と呼ばれる状態になることがあります。
「ビニ焼け」している部分を再生するとチリチリというノイズが出るので記述しておきましょう。
「盤面に一部ビニ焼けがあります。」
「盤面の一部、1曲目から2曲目にかけてビニ焼けがあります。」
全体が「ビニ焼け」しているレコードはトラブルを招くのでメルカリに出品しない方が良いです。
ジャケットのコンディションの書き方
ジャケットのコンディションは以下3つで表現します。
- スレの程度
- ヌケ・ワレの有無
- シミ・汚れの有無
スレの程度
ジャケットが「シュリンク付き」から「かなりスレがある」までを4段階で表します。
「ジャケットはシュリンク付きです」
「ジャケットは薄いスレありますが概ねキレイです」
「ジャケットはややスレがあります」
「ジャケットはかなりスレがあり印刷が一部カスれています」
状態を細かく気にする方もいるので、ジャケットが完璧にキレイに見えてもシュリンクがついていない場合は「極薄いスレあります」と記述しておいた方が無難です。
ヌケ・ワレの有無
ジャケットの一部が辺の一部が貫通していることを「ヌケ・ワレ」と言います。
ジャケットの各部名称と組み合わせて「天ワレ」「背ワレ」「底ヌケ」と表現されます。
以下のように記述します。
「ジャケットにはヌケワレありません」
「ジャケットは2cmほど天ワレしかけています(ギリギリ割れていません)」
「ジャケットには1ヶ所3cmほどの底ヌケがあります」
「ジャケットには5cmほどの背ワレが1ヶ所と3cmほどの天ワレが1ヶ所あります」
「ジャケットにヌケワレありませんが取り出し口にややダメージがあります」
ジャケットが1辺以上が完全に裂けているレコードはメルカリに出品しない方が良いです。
シミ・汚れの有無
以下の様に記述します。
「ジャケットには一部シミ汚れがあります。」
特にシミ・汚れが強い部分があればその箇所の写真を追加してあげると良いです。
ジャケットにシミ・汚れが見当たらない場合、状態の記載は不要です。
「ジャケットにシミ・汚れはありません」と書くとコダワリが強い層からクレームが入る可能性があるのであえて書く必要はないです。
帯のコンディション
帯のコンディションは以下2つで表現します。
- キレ・破れの有無
- シミ・汚れの有無
キレ・破れの有無
帯についてミリ単位のダメージは「キレ」、センチ単位のダメージが「破れ」と表現します。
「帯には2-3ミリのキレが一か所あります」
「帯には2-3ミリのキレが数か所、3cmほどの破れが1箇所あります。」
切れや破れの箇所が多いもしくは一部完全に切断されている場合は以下の様に記述しましょう。
「帯の状態は悪いです、オマケとして考えて頂けるとありがたいです」
シミ・汚れの有無
帯のシミ・汚れについては以下の様に記述します。
「帯の一部シミ・汚れがあります」
「帯には全体的にシミ・汚れがあります」
特にシミ・汚れが強い部分があればその箇所の写真を追加してあげると良いです。
帯がキレイな場合、状態の記載は不要です。
「帯はキレイです」と書くとコダワリが強い層からクレームが入る可能性があるのであえて書く必要はないです。
まとめ
今回はレコードのわかりやすい状態説明の書き方について紹介してきました。
この記事のように商品説明を書いて頂ければ悪い評価を受ける可能性をかなり減らせるはずです。
さらに、ワンランク上の商品説明を書きたい方はこちらの記事をご覧ください。
はじめは大変だと思いますが何度も読んで試して頂けると書いた甲斐があります。
メルカリでトラブルなくレコードを売る為には色々とやるべきことがあります。
各手順はこのサイト内にまとめていきますので1つ1つ実践していって頂けるとうれしいです。
どの手順も慣れてしまえば自然に出来るようになっていきます、是非トライしてみましょう!