メルカリにレコードを出品する際どのように再生確認をしていいか悩む方は多いです。
私はこれまでメルカリで100件以上レコードを出品し、全て「良かった」の評価を頂いています。
この記事ではレコードを出品する前にやっておくべき再生確認のやり方を徹底解説します。
この記事の手順を実施することで返品やクレームの可能性を下げることができます。
再生確認のやり方
「再生確認」とは、これから出品するレコードが問題なく再生できるか確認することです。
具体的には「針飛び」と「反り(そり)」がないことを確認します。
針飛びの確認
「針飛び」とはレコードの再生中に音が途切れたり同じ部分が繰り返し再生される現象です。
まずレコードのA面を再生し、最後まで聴きます。
次にレコードのB面を再生し、最後まで聴きます。
A面・B面両方で「音が途切れ」や「同じ部分が繰り返し」がなければ針飛びの確認は完了です。
針飛びがあった時の対応
針飛びが起きた場合、まずティッシュなどで盤面を軽く拭いて下さい。
また、レコード針の先にホコリがついていないか確認し、ついていたら優しく取り除いて下さい。
レコード針先クリーナーがあれば理想ですが、なければティッシュや綿棒でも大丈夫です。
それから針飛びが起きた場所をもう一度再生します。
針飛びが再現した場合、そのレコードはジャンク品になる為メルカリに出品しない方がよいです。
針飛びにはキズや反りによって発生するものとレコード盤の汚れにより発生するものがあります。
レコード盤のぬるま湯で洗うこと汚れが落ち針飛びが改善することもありますが、やり方が少し難しいので別途手順をまとめます。
反り(そり)の確認
「反り(そり)」とは熱や経年の圧力によってレコードが歪んでしまう現象です。
実際に反っているレコードを再生した時の様子は以下の動画が分かりやすいです。
【YouTubeチャンネル「BBQ RECORDS」様の動画を引用させて頂きます】
反りがあるレコードはプレイヤーで再生すると動画のように針が波を打つような動きをします。
また、再生音の音程が定まらず歌が音痴のように聴こえることもあります。
再生してみて上記のような現象がなければ反り(そり)の確認は完了です。
反り(そり)があった時の対応
反り(そり)があった場合、残念ながら対応策はありません。
反りがあるレコードはメルカリには出品せず、別のレコードを選び直して頂く方が無難です。
YouTubeにはレコードの反り(そり)を直す動画などもありますが特殊な器具や技術が必要なので初心者の方には難しいと思います。
私も反り(そり)を直したことはないので参考になることが言えず申し訳ないです。
再生確認で行わないこと
再生確認でノイズの確認は基本的には行いません。
ノイズについては主観の部分が大きく「○分○秒から○秒までと○分○秒から○秒までチリチリという音がします」ということを記録して商品説明に書くのは大変です。
また、そういった表記では購入者も判断に困ってしまいます。
ノイズのあるなしは盤の状態(キズやスレの度合い)で購入者に伝えることをオススメします。
私の場合はこの方法で商品説明を書き、ノイズの件でクレームが入ったことはありません。
ただ、再生して数分間に渡って大きなノイズがするレコードは針飛びや反りがなかったとしてもメルカリには出品しない方が無難です。
まとめ
レコードを出品する前に行うべき再生確認のやり方について説明しました。
出品前に針飛びや反りがないか確認することで返品やクレームの可能性を下げることができます。
少し面倒ですがレコードを売る場合、再生確認をしてから出品することオススメします。
再生確認が終わったら、レコードの他の部分の状態確認もしておきましょう。
メルカリでレコードを売るための各手順はこのサイト内にまとめていきますので1つ1つ読んで実践していって頂けるとうれしいです。
慣れてしまえば再生確認はカンタンに出来るようになります、是非トライしてみましょう!