「最近のレコードブームに乗ってうまく儲けられるんじゃないか」と考えたくなりますよね。
結論から言うと、メルカリでレコードを売って儲けるのは難しいです。
ただ、宅配買取よりは高い値段で売れることが多いので挑戦する価値はあると思います。
これが過去5年でメルカリ・ヤフオクで300件以上レコードを出品してきた私の結論です。
この記事を読むとメルカリでアナログレコードを売って儲けるのが難しい理由が分かります。
メルカリでレコードを売って儲けるのが難しい4つの理由
メルカリで売れる価格は店舗価格の7-8割
メルカリで売れる価格はレコード店で売られている価格の大体7-8割です。
普段店舗でレコードを購入している場合、それ以上の価格になることはあまりありません。
また、7-8割というのはレコードの状態が良く、出品者の評価も十分にある場合の目安です。
初心者で評価が少ない場合、店舗価格の5-6割の値段にしないと売れないこともあります。
販売価格から費用送料+手数料が引かれる
メルカリで売った場合、販売価格から手数料と送料が引かれます。
メルカリの手数料は現在10%です。
そして、レコードを発送する場合の送料はLP1枚で約800円、EP1~4枚で約200円です。
例えば、LP1枚5000円で売れた場合、手元に入る金額は以下の様になります。
販売価格5000円 - 手数料500円 - 送料800円 = 手残り3700円
EP1枚1000円で売れた場合は、以下の様になります。
販売価格1000円 - 手数料100円 - 送料200円 = 手残り700円
思ったより少なくなりますよね。
上記の手残りから買った時の値段を引いたものが利益になりますが、おそらくマイナスの数字になる方が多いと思います。
『掘り出し物』以外にかかっている費用
レコードをたくさん買っていると掘り出し物をゲットする機会もあります。
そういった掘り出し物を売る場合は手数料・送料を引いても利益が出ることもあります。
ただ仮に自身のコレクション全てを売った場合、全体でプラスになる事はまずないと思います。
出品・郵送にかかる時間的費用
出品・郵送にかかる時間的なコストもあります。
1つ出品するのに状態を確認し、販売価格を決め、写真を撮り、出品作業を行い、落札されたら発送し、購入者が受け取ったら評価をする。
こういった一連の作業にも時間と手間がかかります。
これらのプロセスを楽しめる方は問題ないですが、そうでないと多少負担になるかも知れません。
まとめ
メルカリでレコードを売って儲けるのは難しいということが分かりました。
ただ、メルカリで売る方が宅配買取よりは高い値段で売れることが多いのは間違いないです。
また、今回は普段から店舗などでレコードを購入されている方を想定して書きました。
「実家にあったレコードを処分したい」「知人からレコードを譲り受けた」という方の場合、原価は0円ですのでメルカリで売れば確実に利益が出ると思います。
メルカリでレコードを売るための各手順はこのサイト内にまとめていきますので1つ1つ読んで実践していって頂けるとうれしいです。
どの手順も慣れてしまえば自然に出来る様になります、是非トライしてみましょう!